SRX600のフレーム、エンジンの腰上ペイントと腰上のオーバーホールのご依頼を頂きました。
上の画像は持ち込まれた時のもので完成した後ではないんですよ。すごくきれいに乗って頂いてます。
部品を一つ一つ慎重に外しフレームだけにしました。今回はパウダーコートでのご用命だったので
フレームは外注でランナーというフレームやエンジンの塗装専門店にご依頼しました。
エンジンは調子良くて部品交換はいらないかなと思ってたんですが、分解するとバルブシートが傷んでました。
シングルは一回一回の爆発が大きいので良く分かりません。
シートカットと擦り合わせでヘッドは完了です。
シリンダーはそれほど傷んでは無くボーリングの必要はありませんでした。
ピストンはすでに販売終了で店に一個だけストックがあったのでリングとピストンを交換することにしました。
エンジンは当店でペイントするのでブラストをしますが、まず先に塗ってあるペイントを剥離します。
終わったらブラストをするために砂が入らないようにマスキングをしてブラストを始めますが、
このマスキングとブラストが大変で時間もかかります。後は砂を取り除いてペイントです。
今回は耐熱で耐ガソリンの塗料で塗りました。
エンジンは組み付けて完了ですがカムチェーンテンショナーが傷んでいたのでテンショナーとチェーンも
交換させて頂きました。
エンジンは完成です。
先週フレームの塗装が終わったという連絡があり、後は組み立てたら終わりです。
完成まであともう少しですのでもうしばらくお待ち下さいませ。
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