14,15日にヤマハスポーツ店ミーティングがあり、つま恋まで行ってきました。
これからのヤマハの販売政策を発表する機会だったんですが。
1番の目玉は試乗と車両の展示 でした。
MT07,TORICITY、R25の3機種です。
中でもR25は発表前で見るだけでなく試乗までさせて頂きました。 
撮影は厳禁でしたので画像はありません。下記リリースの記事でご確認下さい。
http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2014/0520/yzf-r25.html
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試乗前の説明ではエンジンは水冷2気筒DOHC、DIASILシリンダー、
直打式のバルブ駆動でクラス最高レベルの馬力になっていて、
高回転にかけてのエンジンの伸びが素晴らしいのでぜひ試乗で体感してくれとの事でした。
車体はホィールベースの比率をR1と同一にしたスィングアーム長で重心位置を最適化することにより
優れたハンドリング特性になっていると言われてました。
試乗は残念ながら雨で2周のみだったのでハンドリングは詳しくは分かりませんでしたが、
8000RPMからのエンジンの伸びは良かったです。レッドゾーンは14000RPMでした。
車体の大きさはR15より大きく一般的な250サイズで、
ポジションはR15に近く、割とゆったりとしたポジションでした。
ツーリングにも良さそうなバイクでしたよ。

次に興味深いのはTORICITYで、前2輪後ろ1輪の3輪です。
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125未満ですので原付2種として販売される予定で、ファミリーバイク特約も使えるでしょうから
維持費も割安です。
設計はMOTOGPのM1やTZの設計をやって来られた方が担当されたそうで、
重心位置はレーサーと同じ位置で設計し、操作感がリニアなバイクを作ったという事でした。
前2輪は変わった構造ですが下から覗くとサスが4本も付いており ?? て感じですが
特殊な工具は必要なく整備できるとの事です。
ブレーキはリヤをかけるとフロントもブレーキがかかるシステムでトリプルディスクだったような。
シート下の収納はヤマハのフルフェースXLが余裕で入る大きさでした。
試乗はしましたがこの時も条件が悪く良く分かりませんでした。
コース脇のゼブラを乗り越えたり、アスファルト以外の所を通ったりして走破性を見ましたが
何事もなかったかのように普通に走りました。サス4本が良く仕事して走破性は凄く良いようです。
走りは車重が重いせいか少しモサ~っとしてますが、コーナー間でメーターをみると50~60キロは
出てますので街中では十分なんではないでしょうか。
色は黒、白、赤が展示されてましたが赤はマットレッドでカッコよかったです。

最後にMT07です。
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ヨーロッパでは販売されているようで、ジャーナリストの評価は高いそうです。
同クラスのバイクと比較して動力性能と軽さは特に良い評価をされていました。
同クラスのヨーロッパ車と比較しても軽さはボーリングの球1個分は軽いという事です。
車体はパイプフレームで正立フォーク。
リヤのアクスルのチェーン引きの所が変わった形をしていました。
また、メーターはオフセットされずに真中に取り付けてありました。
開発の方の説明ではエンジンは3000から6500RPMのトルクの出かたが特に良く
試乗で味わって下さいと言われました。
これまた試乗時は条件が悪かったので足回りは良く分かりませんでしたが、
3500RPMからのトルク感は味わってきました。
スタートでクラッチをラフに扱うとフロントはパコッと浮きますから軽いバイクなんでしょうね。
もう少し条件が良い時に乗ってみたいです。

今回試乗しました車両が国内販売される場合はまた説明会や試乗会があると思いますので
詳しくはその機会にお知らせ致します。
今しばらくお待ち下さいませ。